英国館

住所:〒882-0403 宮崎県西臼杵郡日之影町見立2243-2
電話:0982-89-1220
開館:9時〜16時
休業:年末年始(12月30日~1月3日)
*2019年3月現在。4月以降調整中
料金:300円(12歳以下150円)

日之影町の中心街から県道6号を車で約30分。
山奥に突如ユニオン・ジャックの旗が見えるのは、ちょっとしたアトラクションでもあります。

創立者であるハンス・ハンターは英国名Hansaburo Hunter、日本名を繁多繁三郎といいます。
「英国館」にまつわる簡単な経歴を書くと、1884年に大阪で生まれ神戸で育ち、7歳で英国にわたりグラスゴーとロンドンに居住。
1910年に英国国籍を取得し、日本に戻りました。
ロンドンでは鉱山学と冶金学を専攻、アイルランド系父親の営む精錬会社で技師として働いた後に、大分の鯛生金山での経営を経て、1627年に発見された見立鉱山の鉱山権を1924年に取得、本格的な開発に乗り出したのです。

事業は軌道に乗り、一時期は日之影の山奥に430戸以上もの家があり、1,200人もの人が暮らしていたそうです。
映画館や娼館が建つほどに賑わい、履物はわらじが一般的だった時代に、見立の人はビニール靴を履いていたといいます。
第2次世界大戦が始まる直前の1940年にハンターは経営から手を引き、国籍を日本に戻した後は東京で農園を営み人生を全うしました。
「英国館」には、最も栄えた当時の貴重な資料や映像などが残されているほか、管理が隅々まで行き届いていて、見学した者は誰もが、特に欧米のツーリストにとっては、一種独特な感慨をもたらすに違いないでしょう。

また周囲は約3.2kmのウォーキンゴコースが整備されています。
日本の奥地にかつてあった英国を、歩くのもまた意義深いでしょう。
近くには宿泊用のロッジや宿泊施設があり、5月には山々もすっかり新緑に包まれ、渓流釣りのメッカでもあることから釣り客や散策、ロッククライミングで予約が埋まり出します。
なお、ハンターは日本にルアーフィッシングを持込んだ最初の人としても知られています。

投稿日:2019年3月11日 更新日:

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