【活動報告】12/15 椎葉村「焼畑雑穀」交流イベント

投稿日:2018年12月19日 更新日:

5月の種蒔きから早くも7か月が過ぎ、本オーナー制度の交流イベントもいよいよ最終回です。
これまでの種蒔き・草取り・収穫の作業を経て、今回は稗の脱穀作業を行いました。

脱穀作業は①穂から実を外す②乾燥させる③殻を剥く④殻を飛ばすの手順で行います。
作業の前に殻を剥きやすくする為、昔は吊るした籠に入れておばあちゃんたちが火の番をしながら乾燥させていたよ、と実演してくださいました。

乾燥後の穂から実を外す作業では、稗を囲んで順番に叩いていきました。
1.2.3.4と声をかけながら、現地の方は稗つき節を歌いながら踊りながらと盛り上げてくださいました!
叩いた後には穂を手で擦り合わせ、ざるで振るい、小さい稗の実を無駄にしないようにしっかりと落としました。

次ぎは、穂から落とした稗を炒る作業。
窯で炒りながら水分を飛ばします。
混ぜながら時間が立つと手ごたえが軽くなっていく感触を体感しました。
写真のように煙が目に入って悪戦苦闘する方もいらっしゃいましたが…それと同時に香ばしい匂いも感じることができました!

いよいよ脱穀作業の要、シーソーのような形のふみ臼で稗を叩いていきます。
前に乗る人が主となってふみ臼を動かし、後ろの人は補助をします。
どちらか一人でも出来ますが、足腰にくるので二人体制で代わる代わるに体験しました。

最後はふるいにかけて稗の実だけを選別していきます。
この時に細かいヌカが舞うので、皆さんマスクをして作業をされていました。
穂についている時は粒が集まっているのでボリュームがありましたが、脱穀をしてみると一粒一粒がとても小さいです。

ふるいで選別した後にも、仕上げの作業があります。
稗をのせた箕(み)をふるいながら、剥いだ殻や不要な欠片を飛ばしていきます。
重い稗の実は手間の方に、軽い殻は前へと押し出して飛ばすのは職人技です。
なんとかコツを教えてもらいながら実践する皆様。
その日のうちにマスターできるほど簡単ではありませんでしたが、また挑戦したくなる面白い作業でした。

これらの作業を何度も繰り返して脱穀作業が完了します。
時間の関係もあり今回は一連の作業を二回程行いました。
他の雑穀に比べても稗の脱穀にはさらに手がかかるので、食べられるまでになるには大変な労力が必要なのだと実感しました。
しかし、自ら育てた愛着のある稗を昔ながらの道具を使って脱穀する作業はどれもが新鮮で、楽しみながら行うことができました!

~作業途中に頂いた昼食の紹介~
今回はビュッフェスタイルの雑穀料理でした。
猪汁・雑穀焼おむすび・採れたて里芋の炭火焼、アワ味噌・菜っ葉の漬物・柚とレタスのサラダ・平家大根と椎茸の煮つけ等々…
いつも美味しくて椎葉でしか味わえない昼食に満足ですが、今回もレパートリー豊かで美味しいお料理に大満足でした!

イベント開始当初は悪天候で開催が危ぶまれることもありましたが、種蒔きから脱穀までを全て無事に終えることができました。
参加してよかった!また来たい!というお声も頂き、椎葉村の自然や伝統に触れながらの雑穀栽培はとても貴重な体験になったのではないでしょうか。
本オーナー制度にご参加下さいましたオーナーの皆様をはじめ、ご協力頂きました現地の方々に御礼申し上げます。
ありがとうございました!

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